地球科学
この論文を「地球詩学」の一試論とみなすことにする。
— (1962)
地球はいつまで緑でいられるのか。気候モデルが示すのは終末の日付ではなく範囲
29通りの三次元気候シミュレーションでは、地球の光合成生物圏の限界が今から約13.5億〜18.7億年後のどこかに置かれる。値は、岩石風化、温度、植物が利用できる二酸化炭素の最低濃度について意図的に単純化した将来経路に依存する。すべての植物、すべての生命、文明、あるいは地球そのものが終わる時期を予測した研究ではない。
薄く半ば溶けた最初の地殻――内部熱ではなく天体衝突が冥王代を動かしたというモデル
地球最初の累代である冥王代は、ほとんど岩石記録を残していない。このモデリング研究は、通常無視される天体衝突を入れると地殻がどうなるかを問う。時間とともに減衰する確率的衝突フラックスと、検証済みの地殻・マントル熱流シミュレーションを使うと、冥王代の大部分で衝突熱は地球内部熱すべてを少なくとも一桁上回り、地殻は約5 km未満と薄く、数キロ下から部分溶融していたと推定される。著者らは、この地殻はプレートテクトニクスには弱すぎ、自らマントルへ再循環するため冥王代物質がほとんど残らないと論じる。約3.9 Ga以降に衝突が衰えると持続的な大陸地殻が形成可能になり、最古の現存珪長質岩石の時期と重なる。保守的な下限加熱でも定性的結果は頑健だが、地球幼年期の直接観測ではなく強く一貫したモデルである。